「蜂窩織炎」は「ほうかしきえん」と読みます。
足がむくむだけでなく、針で刺されるような痛みを伴います。皮膚が赤くなります。
熱が出ることもあります。
蜂窩織炎の症状と治療法
症状
足がパンパンにむくむ。
皮膚が赤くなる。
チクチクする痛みがある。
発熱。
原因
皮膚の毛穴、傷口などから細菌が侵入、皮膚の深い組織が炎症を起こします。
細菌は普通は表皮部分で侵入を防ぐのですが、免疫力が低下していたり、血行不良でリンパ液の流れが悪くなっていると真皮にまで到達します。
炎症を起こした場所が蜂の巣の仕切りのように見えるので「蜂窩織炎」と名付けられたのです。
治療法
むくみ防止の着圧ストッキングを履く。
長時間立ったままでいない。
ダイエットをする。など。
蜂窩織炎は主に膝から下に発症し、再発しやすいそうです。
糖尿病などによる免疫低下が発症の原因となるので、肥満対策も必要です。
放置すると重症化して皮膚が壊死することもあるそうですから、痛みを伴う「むくみ」には注意しましょう。
まとめ
今回は皮膚科、整形外科、心臓血管外科を受診。
ようやく病名が決定しました。
日頃、病院とのつきあいがないと、どの科を受診すればいいのか?から分からず、さらには病名が
判明せず時間がかかりました。
足の「むくみ」だけですと軽視しがちです。
患部が赤くなっていて、痛みがあるようならこの「蜂窩織炎」を疑ってみましょう。
人によっては足の腫れがひどくゾウのような足になってしまうこともあるようです。
抗生物質の投与で比較的短時間で回復するとのことなので、まずは皮膚科で診てもらいましょう。
またこの場合、足のマッサージや運動はしない方がいいので、普通のむくみだと思って自己判断で何かするのはやめましょう。
むくみ以外の「痛み」と皮膚の赤みがあったらまず受診。
これが大切です。
Originally posted 2017-10-27 06:45:01.