子宮筋腫を帝王切開時に摘出した事例について

子宮筋腫というのは、子宮内にできる良性の腫瘍です。

人によって症状のない場合もあれば、ある場合もあります。

その筋腫を手術で摘出するかそのまま様子をみるかも筋腫の大きさ、症状、年齢、によって様々な選択枝があります。

ここで紹介する事例はほとんど症状がなく、帝王切開になった時に主治医が摘出した子宮筋腫の場合です。

 

 

 

子宮筋腫は妊娠中に発見されませんでした。

 

 

妊娠中には定期健診があります。

そこでは、エコー検査で赤ちゃんの姿を確認することができます。

この時点では子宮筋腫は赤ちゃんの頭の後ろにあったようで、特に気になる症状もなかったために、発見されませんでした。

また、当初は自然分娩の予定でもあり、予定通りの自然分娩であれば、筋腫はそのまま残っていただろうと思われます。

36歳の高齢出産でもあり、赤ちゃんが逆子になっていて、そのままの状態が続いていたために、早めに入院して、出産に備えることになりました。

最終的には帝王切開での出産ということになったわけです。

 

 

子宮筋腫の大きさが10センチ

 

帝王切開で手術中に、(妊婦は全身麻酔)主治医が待機中の
夫に
「ほぼ赤ちゃんの頭大の子宮筋腫がありますが、摘出しておいていいですか?」と了承を得にきたそうです。

夫は全て主治医に任せるつもりだったので、もちろん承諾しました。

結果、赤ちゃんと子宮筋腫のビン詰めが現れることになりました。

 

筋腫はこれひとつだったようで、その後、子宮筋腫は一度できるとできやすくなるから時々検査をしたほうが良いと言われました。

 

 

子宮筋腫の検査

 

基本的に主治医の触診です。

良性の腫瘍なので、小さいものなら経過を見るだけで、特に治療の必要はない、とのことでした。

結局、特に指摘されるような筋腫はなく、それらしい症状もないまま、閉経期を迎えました。

 

 

 

子宮筋腫は不妊の原因にもなります。

 

 

筋腫が発見されないまま妊娠することもあれば、筋腫が発見されて、不妊の原因と考えられることもあります。

 

筋腫の大きさ、数、場所によって、手術で摘出するかどうかの判断は主治医との話し合いで決めることになります。

 

筋腫を摘出したあと、妊娠するケースもありますし、筋腫を持ったまま妊娠・出産となるケースもあります。

 

また、筋腫があるから帝王切開と決まっているわけではなく自然分娩も可能です。

 

子宮筋腫については、これが正解、という決まった経緯はない、と考えるべきでしょう。

 

閉経期を迎えれば子宮筋腫は小さくなります。

ほとんど消滅してしまうこともあります。

 

子宮筋腫は女性のほぼ半分にみられる、というデータもあるように、女性にとっては珍しいものではありません。

 

ただ、個々人によって、状況が異なるために、判断に迷うことがあります。

 

いろいろなケースを知り、その上で自分はどうするのか、主治医や夫と相談する必要もあるでしょう。

 

私自身は、手術はできるだけ避けたいと考えますが、症状が重い場合はそうも言っていられないと思います。

 

 

まとめ

 

子宮筋腫は命に関わるような危険なものではありません。

が、妊娠しにくかったり、妊娠中はさらなる注意が必要になったり、妊娠とは別に症状に苦しむこともあります。

 

そこで、どういう選択をするか、決めるのはあなた自身ですよ、ということです。

そのためには、多くの事例を知っておくこと、ある選択のメリット・デメリットを知っておくことが、あなたにとっての迷いのない決定につながるでしょう。

 

 

 

Originally posted 2017-07-15 14:15:26.

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