「ハロウィン」といえば「仮装」?
確かに仮装を楽しむ人は多いようですが、「ハロウィン」=「仮装」ではありません。
たとえば地元の商店街ではハロウィンの王道である「Trick or Treat」を企画するイベントを毎年
行なっています。
「Trick or Treat」
「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」
子どもたちが仮装して近所の家を回るというのが、「ハロウィン」の一つの定型です。
日本では「仮装」イベントが注目され、実際参加する人も増えているようですが、それでも参加するのは、25%ほどというデータもあるようです。
いわゆる「首都圏」ではない我が地元では、「仮装」イベントというのではなく、地元の商店街が企画する「ハロウィン」が年々盛んになっているようです。
基本は「Trick or Treat」で、仮装した子どもたちが商店を回るわけです。
もちろんお菓子はたくさん用意されています。
商店街には親子で楽しめるイベントが用意され飲食やゲームができる場所もあって、マップを
見ながら親子であちこち回れるようになっています。
商店街は「ハロウィン」仕様に飾り付けされて特に大きなカボチャのランタンが目立っています。
一日だけのイベントですが、聞くところによると1000人近いお子さんが(保護者と共に)やってくるとか。
用意したお菓子もすぐに無くなってしまうくらいの盛況だそうです。
地元商店街にとっては活性化の効果が期待できるイベントですし、子どもたちにとっては安心して
「Trick or Treat」が楽しめる場になります。
むしろこのようなイベントが長い目で見たら、地域に定着し、ずっと続くものになるのではない
でしょうか。
地元の商店街に親子で行って、お菓子をもらったり、家に飾るグッズを購入したり、あるいは「ハロウィン」にちなんだ料理のレシピを見て材料を集めたり、といった時間を過ごすものいいのではないでしょうか。
今はあちこちで「ハロウィン」イベントが行われていますから、地元商店街の予定などを確認しておくといいですね。
まとめ
「ハロウィン」はまだまだ日本では歴史が浅く、今後どんなうふうに定着してゆくのか分かりません。
ただ、親子や家族で楽しめるかどうかが、長く続くためには大きなポイントとなるでしょう。
「仮装」イベントは首都圏、とくに大きなテーマパーク(たとえばディズニーランドのような)のイベントに依存しているように思われます。
地方にも広がってゆくことを考えれば、身近な場所で楽しめることが大きな条件となるでしょう。
伝統的な秋祭りが衰退している、という声もあります。
「ハロウィン」が新たな「秋祭り」になるのかどうか、注目しています。
Originally posted 2016-08-28 01:17:14.