年賀状にはもちろん「賞味期間」があります。
これは季節限定ですから、とんでもないときに使う、というわけにもいきません。
「小正月」まで、でも関西と関東では違うようです
。
関西では1月15日が「小正月」(こしょうがつ)といって、正月の終わりになります。
ですから、このときに「鏡開き」をしますし、お正月飾りを片付けるのもこのときです。
従って「年賀状」も15日まで、になります。
こちらから出すのであれば、元旦に書いて出すのがいいでしょう。
元旦に届くようにするには、もちろんもっと早くに出さなければいけません。
ただし、15日までといっても、相手の方に15日までに届くように出すほうがいいですね。
15日をすぎるようなら、普通のハガキで「寒中見舞い」にします。
「寒中見舞い」は「寒中」つまり「立春」の前日まで使えます。
概ね2月3日くらいです。
関東では
そもそも1月7日までが松の内、お飾りを片付けるのも7日、年賀状も7日まで
・・・・らしいです。
その根拠は徳川幕府にあるようですから、興味のある方は調べてみるといいでしょう。
関西地方は、そのような影響があまりなく、古来からの伝統が生きています。
使い切れなかった年賀はがきは
郵便局に持っていくと手数料(1枚につき5円)はかかりますが、ハガキや切手に交換してくれます。
余った年賀はがきや、書き損じた年賀はがきは、普通のハガキに交換するだけでなく、レターパックにも交換できます。(郵便局で確かめましょう)
ただし「お年玉付き」ハガキの当選番号の発表は2016年は1月17日です。
ここで確かめてから交換を考えましょう。
また、余った年賀ハガキは懸賞の応募には使えます。
「年賀」というところを線で消しておくといいです。
まとめ
年賀状を出す人は年々減っているらしいです。
郵便局でも、呼びかけているようですが、やはり「形」が残るのは嬉しいですね。
年に一度のご挨拶ですから、相手の方にも喜んでいただけます。
「喪中」でも「寒中見舞い」ならば大丈夫です。
返事が遅くなってしまったら(15日を過ぎるようなら)「寒中見舞い」
近況を伝えるだけでもいいのです。
一枚のはがきでの「縁」を大切にする気持ちが伝わるハガキを書きたいものです。
Originally posted 2016-01-05 03:53:03.