8月の奈良は暑いです。
ですから夕方から夜にかけて奈良公園をゆっくり
歩いてみましょう。
この時期ならちょうど「燈花会」
ろうそくの明かりに照らされた通路を歩くだけで、
いつもとは違った空間になります。
Contents
燈花会の時期と楽しみ方
8月5日~8月14日の10日間。
19:00~21:45 観覧無料。
奈良公園の界隈がろうそくでライトアップされます。
浮見堂や浅茅が原会場、浮雲園地会場などが
ありますが、奈良公園をそぞろ歩きするうちに、
一通りは見られます。
中でも浅茅が原の竹のオブジェは一見の価値あり。
また「浮雲園地会場」では、見るだけでなく参加も
できます。
ひとり500円で自分だけの明かりがともせます。
近鉄奈良駅から東へ15分ほどで奈良公園です。
駅から商店街があって、この時期は遅くまで営業して
います。
お土産を買うのもよし、一休みして甘いものを食べるのも
いいでしょう。
お盆の時期は避けるほうがゆっくりできます。
お盆の時期のライトアップ
8月14,15日には、春日大社の「中元万燈籠」
3000基の燈籠が一斉にともされるのが19時ごろ。
この瞬間はできれば見ていただきたい。
18:30から舞楽や神楽奉納が始まりますからこちらも
見ておきたいですね。
8月14~16日は京都・清水寺「夜の特別拝観」
19:00~2100(受付終了) 拝観料400円。
かなりの人で混雑しますから、受付終了間際が
狙い目です。
京都市内の夜景も楽しめます。
8月16日は京都・五山送り火
毎年8月16日の午後8時に点火されます。
お馴染みの「大」 「妙」 「法」 左「大」 「舟型」
「鳥居型」の6種の送り火ですが、詳しい説明と
マップ、よく見える場所などはこちらのHPに載って
いますから参考にしてください。
8月14~16日には嵐山の「万灯祭」もあります。
嵐山・車折神社は芸能の神様です。
願い事を書いた紙灯篭が境内のあちこちに
ともされて、なんともいえない雰囲気です。
こちらは拝観無料。
また、渡月橋からは、「五山送り火」のうち、
「鳥居型」 と 「左大文字」を見ることができます。
これはオススメです。
16日には渡月橋の精霊流しが行われます。
渡月橋から、川を流れる灯篭と、山の送り火が見える。
お盆ならではの光景です。
まとめ
お盆といえば8月の半ば。
この時期の関西は普段とは違う空気になります。
あちらこちらで、灯篭が掲げられ、あるいは流されて、
先祖の供養をし、願い事をします。
祈りに満ちた光景を見るという貴重な体験ができます。
常の観光とはちょっと違う奈良・京都を味わってください。
Originally posted 2016-06-06 15:18:50.