生活の中の神社 天神信仰


日本人に「信仰」はあるのか?

それは「信仰」というほど強いものではないとしても、「神頼み」というのか、お願いしておく方が良かろう、もしくはお願いしておけばなんとかなるかも、というような、深刻ではないけれどもちょっと縋って安心したい、という気持ちの表れかもしれません。

特に「受験」にときに「お守り」などもらったら、まず大事にとっておきますよね。

それは「お守り」というものは、大事にしておくべきもの、という一種の「刷り込み」であるにしても、親や祖父母などから自然に学んだ知識があるからです。

そういう知識や常識のようなものが日本の生活を根底で支え、かつ「日本人」のアイデンティティを作っているのです。

「信仰」というほどには縛られないけれども、気持ちを引き上げでくれるもの、それが神社のお守りだったりするわけで、そこにはお守りをもらってきてくれた家族・親への感謝も気持ちももちろん大きく関係してきます。

特に学問の神様「天神」さま

天神様、という神社はあちこちにあって、つまりは「学問の神様」なのですが、その大元は菅原道真ですね。

菅原道真は平安時代の人。

無実の罪で大宰府に流され、そこで恨みを残して亡くなったために、多くの「たたり」を都になしたとされ恐れられました。

その「たたり」を鎮めるために道真を「神」として祭り崇めるようになったのです。

最初は「怨霊」をなだめるための信仰だったのですが、やがて道真が生前学問に優れていたことから、「学問のかみさま」として信仰されるようになりました。

「天神さま」は各地にありますが、特に有名なのは

太宰府天満宮、北野天満宮、湯島天満宮、亀戸天神、長岡天満宮、などでしょうか。

今も大学受験などの「合格祈願」や無事に合格した時のお礼に参拝する人が多いですね。

そういう意味では一種の現世でのご利益を願う心の表れともいえますね。

また、だからこそ生活に根ざした伝統であり習慣にもなってきた、と言えるでしょう。

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